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スケートボードのトリセツ(パーツの名称やメンテナンス方法について)

新しくスケートボードを Get されたスケーターへ、これから始まるスケートライフをより良くするため、スケートボードの取り扱い方法をご紹介いたします。

 

パーツの名称やメンテナンス方法などの基本的なご説明です。それでは・・・スタート!

 

 

スケートボードは様々なパーツを組み合わせてできています。トラックやウィールなど、パーツを1ヶ所替えるだけでも、スピード・滑り心地・トリックのクオリティがグンと変わります。

 

ご自身のスケートボードに慣れてきて「もっとスピードを出したい。」「もっとオーリーの高さを高くしたい。」と思ったら、目的に合わせてパーツをカスタムすることがオススメです。これもスケートボードの楽しいポイントですね。

スケートボードデッキ (板)
スケートボードの板の部分のことです。薄い板を7枚重ねてプレス (圧着) して作られます。

 

幅が太いデッキは重さがありますが、安定した滑りが可能です。細いデッキは軽く、回転性が高いです。

 

デッキの進行方向前方の端がノーズ、デッキの進行方向後ろ端をテール (テイル) と呼びます。

デッキテープ (グリップテープ)
表面 (足を乗せる方) にはデッキテープを貼ります。足が滑らないようにグリップ力を高める、ヤスリ状のザラザラしたテープです。

トラック
デッキとウィールを連結する部品のことです。金属でできており、スケートボードの車高の高さ、曲がりやすさ、重さを左右する重要なパーツです。

ウィール
タイヤの部分のことです。プラスチックまたはゴム製。様々な固さや大きさがあります。

 

ウィールが小さくなるとスピードが遅くなり、大きくなると速くなります。

 

硬いウィールの方はパークなどのキレイな路面に適しています。 硬い分よく板をはじくので、トリック向きです。

 

軟らかいウィールはもグリップ力に優れているので、クルージング向きです。荒れたガタガタの道路でもすいすい滑れます。

ベアリング
ウィールの中にセットされた金属製の精密部品です。スムーズな回転を補助します。スケートボードの加速を支える重要なギア。

 

国際規格「ABEC (エイベック)」によって性能等級が分けられます。「ABEC3」「ABEC7」と数字が大きくなるに従い精度が高くなります。

ビス (ボルト)・ナット
トラックとデッキをつなぐネジのことです。ビス8本、ナット8つを使用します。 ビスには長さがあり、7/8インチが標準です。

 

ライザーパッド (トラックの高さを高くするクッション) を挟むと、7/8インチだと短い場合があるので、長さを確認してから購入しましょう。

スケートボードには前後があります。 ノーズを前にして滑ってください。

デッキの端からボルトまでの距離が長い方がノーズ側 (前側) です。

ノーズ側には、ゴールドのボルトが付いていますので目印にしてくださいね。

*商品によってはゴールドのボルトが付いていない場合がございます。

毎日ガッツリ乗り続けると、大体1ヶ月後くらいからメンテナンスが必要になってきます。メンテナンスはご自身でできます。より良いパフォーマンスが発揮できるよう、Check してみてくださいね。

1.工具の用意
専用のスケートボード用工具 (ツール) がオススメです。(市販の「モンキーレンチ」や「ペンチ」でも代用できます。)

2.ウィール(タイヤ)の調整
アクスルナットとシャフトが同じ高さになるように、調整してください。ウィールを動かすとカタカタいうくらいが丁度良いです。

[ナットの締め付けがゆるい状態]
スケートボード使用中にナットが外れる危険性があります。

[ナットの締め付けが強い状態]
ウィールの回転を妨げてしまいます。また出過ぎたシャフトが潰れてナットが抜けなくなる可能性があります。

3.ベアリングのメンテナンス (グリスベアリングの場合)
一般的にメンテナンスフリー (お手入れ不要) と言われてますが、使用期間や状況に応じて劣化します。数カ月に一回程度、ウエスなどでほこりを取り除くことがオススメです。

4.ベアリングのメンテナンス
ウィールからベアリングを外し、細いマイナスドライバーなどでベアリングの内部が見えるよう、シールドを外します。

パーツクリーナーを使い、ベアリング内部の汚れを落としていきます。パーツクリーナーがない場合、灯油なども代用できます。

内部の汚れを落としたら、スケートボード用のオイルを挿してください。最後に取り外したシールドを取り付けて完了です。

5.トラックの調整
トラックの真ん中にあるナット (キングピンナット) を回すと、トラックの固さを調整できます。締めれば固くなり、緩めれば柔らかくなります。

初心者スケーターは重心が安定しないので、キングピンナットを締めて安定させることがオススメです。スケートボードに慣れてきたら、少しずつ緩めていきましょう。

6.スケートボードの保管場所
スケートボードはほとんどが木製なので水・湿気に弱いです。外に出しっぱなしにせず、玄関など室内で保管していただくことがオススメです。

湿度の管理ができる場所での保管や、乾燥剤や除湿剤を一緒に置いておくとさらに効果があります。

7.スケートボード (スケボー) デッキの買い替え時期、寿命はいつ?
消耗品であるスケートボード。特にデッキは、パーツの中で最も買い換えが多いですよね。

 

古いデッキはハジキが悪くなり、オーリーなどのトリックに影響が出ます。新しいデッキの方が、オーリーの時にテールを弾きやすくて、トリックがしやすいです。

 

では実際、デッキはいつ買い替えれば良いの?と悩む方も多いかと思います。本日は、そんなデッキの買い替え時期についてご紹介していきますので、ご覧ください。

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いかがでしたでしょうか。これらの基本的な知識を身につけておくと、よりスケートボードがお楽しみいただけます。それでは交通ルールやマナーをしっかりと守って、より良いスケートライフをお楽しみください。

店長中村がご相談承ります。

 

スケートボード初心者でわからないことが沢山ある。デッキサイズは? ストリート用とパーク用どう違う? オススメのパーツは? これって仕入れられますか? 高級な1台を組みたいんだけど、何を選べば良い?

 

10代からスケートを続けている Garage 店長の中村が、そんなあなたのご相談にお答えします。

 

さらに「13mind distribution」の上田 豪 Pro や、日本最大級のディストリビューターからサポートを受けてますので、あなたのご要望にお応えできると思います。

 

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